ジャーナリングってどうやって始めればいいのかな・・・
毎日忙しく過ごしていると、ふと立ち止まって自分自身と向き合う時間が持てなくなりますよね。でも、そんなときこそ「ジャーナリング」をおすすめします。
ジャーナリングは、今のあなたの心に寄り添い、感情を言葉にしてくれる強い味方。ペンと紙さえあれば、今日からすぐにでも始められます。
日々のちょっとした出来事や思いを書き留めることで、自分の内面が見えてくる。書いているうちに、モヤモヤしていた気持ちがすっきりしたり、意外な発見があったりと、自己理解が深まっていくでしょう。
ジャーナリングは完璧である必要はありません。難しく考えず、まずは3つの良かったことを書いてみるところから始めてみませんか。
この記事では、ジャーナリング初心者に知っておいてほしい基本的なことから、おすすめの方法、続けるコツまでを丁寧に解説しています。
ジャーナリングで自分自身と向き合う時間を持つと、あなたの心のモヤモヤが減っていくでしょう。
ぜひこの記事を参考にして、自分に合ったジャーナリングのスタイルを見つけてください!
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ジャーナリング初心者が知っておくべき3つのこと
ジャーナリングを始めるのに特別な準備は要りません。ペンと紙さえあれば、今すぐにでもスタートできるのです。
大切なのは、毎日書く習慣をつけること。完璧な文章である必要はありません。素直な気持ちを言葉にすることが何より重要なのです。
以下で、
- ジャーナリングに必要な道具
- 習慣づくりのコツ
- 心がけたい書き方
これらについて、詳しく解説します。
ジャーナリングを始めるのに必要なものはペンと紙だけ
ジャーナリングに必要な道具はシンプルです。ペンと紙さえあればOK。
専用のノートを用意する人もいますが、最初のうちは手元にある紙で十分です。
筆者はA4のコピー用紙で始めました
以下のようなアイテムを使ってみるのもおすすめです。
- 自分の好きなデザインのノート
お気に入りのノートを選ぶと、書く時間が楽しみになります。表紙のデザインや紙の質感など、自分の好みに合ったノートを見つけてみましょう。 - 書きやすいペン
ペンは万年筆、ボールペン、ゲルインキペンなど、自分の書きやすいものを。筆者はパイロットのVコーンを使ってます。 - 付箋やマスキングテープ
書いたページに印をつけたり、大切な言葉を目立たせたりするのに便利です。
色や柄を選ぶのも楽しみの一つ。アイデアが湧いてきそうです。
どんなノートとペンを使おうかな〜
ワクワクする文具選びから、ジャーナリングをスタートしてみてはいかがでしょう。
高価なアイテムである必要はありません。
あなたが毎日手に取りたくなるような、お気に入りの一冊を見つけることが大切なのです。
毎日決まった時間に書く習慣をつける
ジャーナリングを続けるコツは、毎日決まった時間に書く習慣をつけること。
忙しい日々の中で、自分と向き合う時間を確保することが何より大切です。
以下のタイミングで書いてみるのはいかがでしょうか?
- 朝起きてすぐ
1日の始まりに、頭の中を整理するのに最適なタイミングです。朝の静かな時間に書くことで、1日を穏やかな気持ちで迎えられるでしょう。 - 寝る前
1日を振り返り、思ったことや感じたことを言葉にするのに良い時間帯。就寝前に書くことで、心を軽くして眠りにつくことができます。 - 通勤・通学の合間
電車やバスでの移動時間を使って、手帳に書き留めるのも一つの方法です。スキマ時間を有効活用すれば、忙しい日でも習慣を続けやすくなります。
大切なのは、自分が書きやすいと感じる時間を見つけること。
生活リズムに合わせて、書く時間を決めてみてください。
今日は仕事が忙しくて、ジャーナリングができなかった…
そんな日があっても、気負う必要はありません。
明日からまた、ペンを取る習慣を再開すればOKです。
無理のない範囲で、続けられるペースを見つけていきましょう。
完璧を目指さず素直な気持ちを書く
ジャーナリングは、文章力を競うものではありません。
自分の思ったこと、感じたことを素直に言葉にすることが大切なのです。
心がけたいのは、以下のようなポイントです。
- 自分に正直に書く
他人に見せるための文章ではありません。「こう書くべきだ」という固定観念にとらわれず、心の声に耳を傾けましょう。思ったままを書き留めることが、自己理解につながります。 - ありのままを受け止める
ネガティブな感情も、そのまま言葉にしてみましょう。「弱音を吐いてはダメだ」と自分を責める必要はありません。感情を抑え込まずに書くことが、心の浄化につながるのです。 - 言葉を選ばない
適切な言葉が見つからなくても、思ったままを書き留めてみましょう。稚拙な表現でも構いません。伝えたい気持ちを言葉にする作業そのものに意味があるのです。
一つ一つの言葉に意味を込めていくことを意識しましょう。
うまく書けない
まとまりがない
そんな風に思ったとしても、自分を責めないでください。
書くという行為自体に意味があるのです。書くこと自体を肯定的に捉えることが、ジャーナリングを続けるコツ。
ありのままの言葉を綴ることで、自分らしさを表現できるはずです。
素直な気持ちを言語化していきましょう。
ジャーナリング初心者におすすめの簡単な方法3選
ジャーナリング初心者におすすめの簡単な方法として、「今日の良かったこと」を書き出す習慣、「モーニングページ」、そして「ありがとうリスト」の3つを紹介します。
どの方法も、特別な準備は必要ありません。ペンと紙があれば、今すぐにでも始められるシンプルなものばかりです。
以下で、それぞれの方法について詳しく解説していきます。
「今日の良かったこと」を3つ書き出す
1日の終わりに、「今日の良かったこと」を3つ書き出すシンプルな習慣です。
- 今日は上司に褒められた
- おいしい夕食を食べられた
- 友人から嬉しい連絡があった
まずは簡単に、ささやかなできごとで構いません。
この習慣のポイントは以下の2つです。
- 良い出来事に意識を向ける
1日を振り返り、良かったことを思い出すことで、ポジティブな面に目を向ける習慣がつきます。物事の良い面を見つける力が養われ、感謝の気持ちを持つきっかけにもなるでしょう。 - 具体的に書き出す
「今日は良い日だった」という漠然とした振り返りではなく、具体的にどんな良いことがあったのかを書き出すことがポイントです。細かいできごとを言語化することで、記憶に残りやすくなります。
毎日続けることで、日常の小さな喜びを発見し、ポジティブな思考を習慣づけることができるでしょう。
シンプルながらも効果の高いこの方法を、ぜひ日々の中に取り入れてみてください。
頭の中を書き出す「モーニングページ」
朝起きてすぐ、思考を止めることなく3ページ分書き続ける「モーニングページ」は、ジャーナリングの定番の方法の一つです。
頭の中をそのまま書き出すことで、思考を整理し、新しいアイデアを生み出すことが狙いです。
モーニングページを実践する上での重要なポイントは以下の3つです。
- ノンストップで書く
とにかく手を動かし続けることが大切です。書くことに詰まっても、「書くことが無い」と書き続けましょう。思考を止めずに書き続けることで、普段は意識していない思考や感情が表れてくるはずです。 - 内容は問わない
書く内容は何でも構いません。その日の予定でも、夢の内容でも、浮かんだ言葉をそのまま書き留めていきましょう。内容の良し悪しを判断せず、とにかく書くことが重要です。 - 毎朝続ける
モーニングページの効果を実感するには、毎日続けることが不可欠です。書くことが習慣になるまでは、時間を決めて実践するのがおすすめ。例えば、毎朝30分をモーニングページに充てるなど、自分なりのルールを決めてみましょう。
慣れないうちは大変に感じるかもしれませんが、続けるうちに、自分の思考や感情と向き合う貴重な時間になっていくはずです。
頭の中をデトックスし、クリエイティビティを高めたい方は、ぜひ一度トライしてみてください。
モーニングページを詳しく知りたい方へ
「ありがとうリスト」で感謝の習慣を
日々の生活の中の「ありがとう」を見つけて書き出す「ありがとうリスト」も、ジャーナリング初心者におすすめの方法です。
家族、友人、同僚など、周りの人への感謝はもちろん、自分の体や心への感謝も書き留めていきます。
- いつも朝食を作ってくれる母に感謝
- 厳しいけれど、成長させてくれる上司に感謝
- 今日も元気に過ごせた自分の体に感謝
このように、感謝の言葉を記していくことで、日常の様々なシーンに感謝の目を向けられるようになるでしょう。
「ありがとうリスト」を書くコツは以下の3つです。
- 細やかな気づきを大切にする
「当たり前」と感じていることにも目を向けてみましょう。いつもそばにいてくれる人、毎日使っている物、自分の体の部分など、細やかな気づきを大切にすることが、感謝の心を養うカギです。 - 具体的にありがとうを書く
「家族に感謝」というように抽象的な表現ではなく、「毎日お弁当を作ってくれるお母さんに感謝」と、具体的な行動に対する感謝を書くことを意識しましょう。より実感の湧く感謝の言葉になるはずです。 - 自分への感謝も忘れずに
他者への感謝とともに、自分自身への感謝の気持ちも大切にしましょう。「今日も頑張った自分へありがとう」など、自分を労る言葉をかけることは、自尊心を高めることにもつながります。
「ありがとうリスト」を日々の習慣にすることで、感謝の目を養い、前向きな気持ちを保つことができるでしょう。
人生の様々な場面で感謝の気持ちを忘れないよう、「ありがとうリスト」を習慣化してみてはいかがでしょうか。
ジャーナリングを続けるための3つのコツ
毎日書くのは面倒かも…
そんな風に感じて、続かなくなってしまう人も多いのではないでしょうか。
ジャーナリングを習慣化するためには、楽しみながら続けることが何より大切です。
以下で、ジャーナリングを楽しみながら続けるための3つのコツを詳しく解説します。
こだわりのノートや筆記具で楽しむ
ジャーナリングを続けるモチベーションを高めるには、自分の好きなノートや筆記具を使うのが効果的です。
お気に入りのノートに、お気に入りのペンで書くことで、ジャーナリングの時間が楽しみになります。
例えば、以下のようなアイデアを参考にしてみてください。
- レザー製のしっかりとした手帳を選ぶ
高級感のある素材のノートは、大切な自分との対話の時間にふさわしいアイテムです。毎日手に取るのが楽しみになるはず。 - カラフルなペンを揃える
その日の気分に合わせて、ペンの色を選ぶのも一興。赤やオレンジは情熱的な気持ちを、青や緑は冷静さや安らぎを表現できます。 - シールやマスキングテープで装飾する
ノートにシールを貼ったり、マスキングテープで飾り付けたりするのも楽しい。自分だけのオリジナルノートが作れます。
大切なのは、自分が心地よいと感じるツールを選ぶこと。
ジャーナリングが「やらなきゃいけないこと」ではなく「やりたいこと」になるよう、こだわりのアイテムを揃えてみてください。
飾らず素直な言葉で書く
ジャーナリングでは、他人に見せるための文章ではなく、自分のための言葉を綴ります。
だからこそ、飾らない素直な表現で書くことが大切なのです。
誰かに読まれる心配はないのですから、自分の感情をありのままに言葉にしてみましょう。
例えば、こんな風に書き始めるのも良いでしょう。
「今日は疲れ切ってしまった。あの人の一言が心に刺さって、落ち込んでしまった…」
ネガティブな感情も、隠さずに書くことで、自分の中でモヤモヤしていたものがすっきりと整理されていきます。
反対に、うれしかったことや感謝の気持ちも素直に表現しましょう。
「友人からの心遣いのメールで、涙が出るほど感激した。あの優しさに救われた思い」
ストレートな言葉で綴ることで、自分の中のポジティブな感情を引き出すことにつながります。
ジャーナリングの目的は、自分自身を見つめ直すこと。
だからこそ、正直に、飾らずに、素直な気持ちを言葉にすることが何より大切なのです。
小さな気づきを自分で褒める
ジャーナリングを続けていると、自分の中の小さな変化や成長に気づくことがあるはずです。
そんな小さな気づきを自分で見逃さず、褒めることが、ジャーナリングを続けるコツの一つです。
例えば、以下のようなことに気づいたら、ぜひ自分を褒めてあげてください。
- 以前よりも自分の感情を言葉にできるようになった
- 失敗を恐れずにチャレンジできるようになった
- 人の良いところにも目を向けられるようになった
- 自分の長所や価値に気づけるようになった
こうした前向きな変化は、ジャーナリングを通じて自分と向き合う中で生まれてくるもの。
1日1日は小さな変化でも、それが積み重なることで大きな成長につながっていくのです。
こんな風に自分を褒める言葉を書いてみるのも良いでしょう。
「今日は嫌なことがあったけど、落ち込まずに乗り越えられた自分を褒めたい」
「友人の悩みに真剣に耳を傾けられた。以前の自分より成長したなと実感した」
自分の小さな変化や成長に目を向け、自分で自分を認めることで、ジャーナリングへのモチベーションもぐんと高まるはずです。
あなたの中の「気づき」と「褒める」の習慣を大切にしながら、ジャーナリングを続けていってください。
まとめ:ジャーナリングを今日から始めて、自分自身と向き合う習慣を作りましょう
この記事では、ジャーナリング初心者に向けて、
- ジャーナリングに必要なのはペンと紙だけ
- 毎日決まった時間に書く習慣をつけよう
- 完璧を目指さず素直な気持ちを書く
などのポイントを説明しました。
また、
- 「今日の良かったこと」を3つ書き出す
- 頭の中を書き出す「モーニングページ」
- 「ありがとうリスト」で感謝の習慣をつける
といった、初心者におすすめの簡単な方法も紹介しています。
ジャーナリングは、自分の感情と向き合い、言語化することで、心の安定と自身の成長につながります。
特別な道具や技術は不要で、ペンと紙さえあれば始められるシンプルな方法なので、初心者でも気軽に取り組めるでしょう。
あなたも今日からジャーナリングを始めてみませんか?
日々の思考や感情を言葉にして書き出すことで、自分の内面を客観的に見つめ直せます。
それによって自己理解が深まり、感情のコントロールにもつながるはずです。
ストレスフルな日常を過ごしていて、心の整理がつかないと感じているあなた。
自分の感情や思考の整理ができず、モヤモヤしている気持ちもよくわかります。
でも大丈夫。ジャーナリングを通じて、少しずつ自分自身と向き合う時間を持てば、心穏やかに過ごせるようになるでしょう。
今日から一歩踏み出して、ジャーナリングをあなたの日課に取り入れてみてください。
自分らしい人生を歩むためのヒントが、きっとそこにあるはずです。
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