人との付き合いが上手くいかずに、毎日が生きづらい・・・
こんな風に感じている方も、多いのではないでしょうか。
悩みを解決するカギは、自分の性格特性を知ることから始まります。
性格特性を理解すれば、自分らしい生き方のヒントが見えてくるはずです。
本記事では、MBTI性格タイプ別の「生きづらさ」と、その対処法をご紹介します。
自分に合った生き方を見つけたい方、性格の強みを最大限に活かしたい方はぜひ参考にしてください。
- INTJ(建築家)タイプは内向的で人付き合いが控えめ、自分の世界に没頭しがちで孤立しやすい
- INFP(仲介者)タイプは独自の価値観が強固で、他者との価値観の衝突が生きづらさの原因
- ISTP(巨匠)タイプは合理的だが空気を読めず、人との軋轢が生きづらさの原因
- ISTJ(管理者)タイプは事実重視で相手の感情を軽んじがち、対人関係での理解が難しい
- ENTP(討論者)タイプは自信過剰で自己中心的、他者の意見を受け入れにくい
10分くらいかかりますが「不思議なくらい正確」な自分の説明が手に入ります。
【MBTIごとの生きづらさランキング】他人と上手く付き合えないタイプ5選
対人関係が苦手な人が、なぜ生きづらさを感じるのかを、MBTIの5つのタイプ別に解説していきます。
① 対人関係を避けがちなINTJ(建築家)タイプ
INTJ(建築家)タイプは内向的で人付き合いを控えめにしがちなので、対人関係で生きづらさを感じやすいです。
自分の世界に浸りがちで、自分から積極的に人と関わろうとしない人が多いでしょう。
そのため、周りから理解されにくく、孤立しがちになるのが生きづらさを感じる要因です。
実際に、対人関係を避けがちなINTJ(建築家)タイプの人は以下のような特徴があります:
- 人と関わることに消極的で、一人でいることを好む
- 感情の表し方が分かりづらく、冷たい印象を与えやすい
- 自分の価値観が強く、他者の意見を受け入れにくい
人との付き合い方がうまく分からず、一人でいる方が気が楽だと感じていることが多いのです。
しかし対人関係を避けすぎると、人生の幅を狭めてしまう恐れがあります。
ときには、人と関わる機会を設けるのがよいでしょう。
② 独自の価値観が強すぎるINFP(仲介者)タイプ
INFP(仲介者)タイプは自分なりの価値観が強固で、それが他者とぶつかりやすいことから生きづらさを感じがちです。
自分の意見を曲げたくないので、周りから理解されにくくなり、生きづらさを感じやすいのです。
理想と現実のギャップにも悩まされやすいタイプといえます。
実際に、独自の価値観が強すぎるINFP(仲介者)タイプの人は以下のような態度が目立ちます:
- 自分の信念を曲げようとしない
- 他人の価値観を受け入れがたい
- 理想と現実のギャップに落胆しやすい
自分の考え方に固執しすぎて、柔軟性が失われてしまうことが生きづらさの原因です。
しかし、価値観は人それぞれ違うものです。
自分の価値観を押し付けすぎないよう気をつけましょう。
③ 空気が読めずにぶつかるISTP(巨匠)タイプ
ISTP(巨匠)タイプは物事を合理的に考える一方で、空気を読む力に欠けるため、人との軋轢を生み出しやすく生きづらさを感じがちです。
感情の機微が分からず、場の空気が読めないことが、生きづらさの要因です。
実際に、空気が読めずにぶつかるISTP(巨匠)タイプの人は以下のような特徴があります:
- 場の空気が読めず、不適切な発言をしてしまう
- 感情の機微が分からず、人の気持ちを踏みにじってしまう
- 自分の論理を一方的に押し付けがち
合理性は追求できても、相手の気持ちや空気を汲み取る力に欠けがち・・・
人間関係を大切にするなら、相手の立場に立って物事を考える習慣をつけることが重要になります。
④ 相手の気持ちが理解しづらいISTJ(管理者)タイプ
ISTJ(管理者)タイプは自分の価値観が強く、相手の気持ちを理解しづらいことから生きづらさを感じます。
事実や論理を重んじるあまり、相手の感情を軽んじてしまう傾向があります。
周りから心が硬いと思われがちで、対人関係がうまくいかないことも多いです。
実際に、相手の気持ちが理解しづらいISTJ(管理者)タイプの人は以下のような特徴があります:
- 論理的思考ばかりで、感情的になりにくい
- 自分の価値観に固執し、柔軟性に欠ける
- 事実や原則を重んじすぎて、相手の気持ちを無視しがち
理論重視の性格ゆえに、人の感情を気にかけることが苦手なのが本質的な原因です。
対人関係を大切にするなら、たまには自分の論理を曲げて、相手の気持ちを汲む努力が必要不可欠です。
⑤ 自信過剰で他人を受け入れられないENTP(討論者)タイプ
ENTP(討論者)タイプは自信過剰で自己中心的なところがあり、他者の意見を受け入れ難いため生きづらさを感じがちです。
自分の考えを絶対視し、他者を認めようとしないがために、対人関係がうまくいかないことが多いのです。
実際に、自信過剰で他人を受け入れられないENTP(討論者)タイプの人は以下のような態度が目立ちます:
- 自分の意見を絶対視する
- 他者の価値観や考え方を受け入れない
- 自分の主張を通そうとする
自己愛が強すぎて、他者を認められないことが最大の原因といえるでしょう。
しかし、人は一人一人価値観が異なるものです。
自分と異なる意見も認められるようになれば、人間関係は豊かになるはずです。
MBTIの特性別に人生を生きづらく感じる理由5つ
ここでは、なぜ人生を生きづらく感じるのかを5つの理由に分けて説明していきます。
内向的な性格で人付き合いが苦手だから
外向的なタイプと比べて、内向的な性格の人は対人関係で生きづらさを感じやすくなります。
人と関わることに消極的で、自分の世界に閉じこもりがちになるためです。
孤独を好む一方で、孤立しすぎると人間不信になったり、うつ的になったりする恐れもあります。
人付き合いが苦手な内向的な人は以下のような特徴があります:
- 人と関わるのを極力避ける
- 自分の世界に籠もりがち
- 人見知りが激しく、初対面が苦手
対人関係のストレスを避けたくて、人と関わることを控えめにしがち・・・
しかし、あまりにも人との関わりを避けすぎると、コミュニケーション能力が低下してしまう恐れがあります。
時には外に出て、人と触れ合う機会を設けることが大切です。
自分の価値観と社会とが噛み合わないから
独自の価値観を大切にする人ほど、社会の価値観と自分のそれとが噛み合わないことから生きづらさを感じがちです。
自分の考え方を曲げたくないので、他者から理解されにくくなるためです。
実際に、自分の価値観と社会の価値観が噛み合わない人は以下のような特徴があります:
- 自分の信念を簡単に曲げない
- 世間体を気にせず、自分の道を行く
- 社会の常識に疑問を感じることが多い
世間一般の価値観に合わせるよりも、自分の価値観を貫きたいために、孤立やギャップを感じてしまうのです。
しかし、自分の価値観さえ貫げば良いというわけではありません。
時と場合によっては、柔軟に社会に適応する姿勢も大切にしましょう。
感情の起伏が激しく自己コントロールが難しいから
感情の起伏が激しい人は、自分の感情をコントロールするのが難しく、生きづらさを感じやすくなります。
感情に振り回されてしまい、冷静な判断ができなくなることが多いためです。
感情の起伏が激しい人は以下のような特徴があります:
- 些細なことで感情が高ぶる
- 落ち着きがなく、気分の浮き沈みが激しい
- ストレスを溜め込みやすい
自分自身の感情をうまくコントロールできないために、冷静に物事を判断できずに行動に移してしまう傾向があるのです。
自分の感情を上手く受け止め、冷静に対処できるようになれば、生きづらさも和らぐはずです。
几帳面すぎて柔軟性に欠けるから
几帳面で理論的な考え方を重視する人ほど、柔軟性やバランス感覚に欠けることから生きづらさを感じます。
物事を単一の理論や原則で判断しがちで、現状をそのまま受け入れにくいためです。
実際に、几帳面すぎて柔軟性に欠ける人は以下のような特徴があります:
- 自分の価値観にこだわりが強い
- 新しいことに対して受け入れが悪い
- 例外的な事象を許容できない
自分の理論や規範を押し付けすぎてしまい、現実の複雑さに対応できなくなってしまうのです。
世の中には例外も多くあります。
理論や原則に捉われすぎず、現状を柔軟に受け入れられる姿勢が大切になってきます。
自己主張が強すぎて人の気持ちを無視してしまうから
自分の主張を通そうとする性格が強すぎると、他者の気持ちを無視してしまい生きづらさを感じがちです。
自分の考えを絶対視してしまい、他者の意見を受け入れようとしないためです。
実際に、自己主張が強すぎる人は以下のような態度があります:
- 自分の意見を押し通そうとする
- 相手の意見を受け入れない
- 相手の気持ちを考えない発言をする
自分本位の考え方が強く、他者への気遣いや配慮が足りないことが問題です。
人間関係を大切にするのであれば、たまには自分の主張を少し控え、相手の立場に立って物事を判断する必要があります。
各MBTI型の生きづらさを乗り越えるための5つの対処法
それでは、ここからは生きづらさに対する具体的な対処法を5つ挙げていきます。
自分に合った方法を見つけて実践すれば、少しずつ生きづらさから解放されていくはずです。
自分の長所を最大限に活かす生き方を見つける
自分の長所や得意分野を活かせる環境や生き方を選ぶことで、生きづらさを和らげられます。
自分に合った居場所や役割を見つけやすくなるので、人間関係でのストレスも軽減できるはず。
実際に、自分の長所を活かせる環境に身を置くことで、以下のようなメリットがあります:
- 自分の強みを発揮しやすくなる
- 居心地の良い人間関係を築きやすい
- ストレスが溜まりにくくなる
長所を活かせる環境を徐々に整えることで、孤独感や生きづらさは和らいでいくはずです。
性格に合った環境を選ぼう。ありのままの自分で過ごしやすくなるよ。
ストレス発散の方法を身につける
ストレスを上手く発散できれば、気分転換ができてメリハリのある生活が送れるようになります。
趣味や運動、読書などリフレッシュ方法を見つけておくと、生きづらさも軽減しやすくなるでしょう。
ストレス発散方法を持っていれば、以下のようなメリットがあります:
- 気持ちを切り替えやすくなる
- メリハリのある生活が送れる
- ネガティブな気分から解放される
ストレスをためこまずに発散できることで、生活にメリハリがつき、前向きな気持ちを保ちやすくなるのです。
自分なりのストレス発散方法を見つけて実践することをおすすめします。
イエール大学の調査によると、読書は、たった6分でストレスを68%も削減するそうですよ!
迷ったら、読書がおすすめ
認知の歪みに気づき、冷静に物事を判断する
物事を主観で判断しすぎて認知が歪んでいないか、客観的に見直す習慣をつけましょう。
感情的になりすぎずに冷静さを保てれば、生きづらさの要因を取り除きやすくなります。
実際に、認知の歪みに気づいて冷静に判断できれば、以下のようなメリットがあります:
- 物事を冷静に見られるようになる
- 感情的にならずに建設的な対応ができる
- 他者に対する偏見が生まれにくくなる
認知が歪んでいれば、感情的になりすぎて生きづらさに陥ってしまいます。
冷静さを保って物事を客観的に捉えられるようになれば、生きづらさは和らいでいくはずです。
コミュニケーション能力を高める
人との円滑なコミュニケーションができれば、誤解や対立を避けられ、生きづらさが軽減されます。
相手の気持ちを理解する力や、自分の気持ちを適切に伝える力を高めることが重要です。
実際に、コミュニケーション能力が高まれば、以下のようなメリットがあります:
- 人間関係のトラブルが減る
- 自分の気持ちを上手に伝えられる
- 相手の立場に立って物事が理解できる
お互いの気持ちを共有しやすくなり、人間関係がスムーズになるということです。
日頃からコミュニケーション能力を磨く努力をすれば、生きづらさは解消に向かうはずです。
自分に合った居場所や環境を選ぶ
自分に合わない場所や環境にいると、ストレスがたまりやすく生きづらさを感じがちです。
自分の価値観や生き方に寄り添える居場所を見つけることが大切になります。
自分に合った場所や環境を選べば、以下のようなメリットがあります:
- ストレスが溜まりにくくなる
- 自分らしく生きやすくなる
- 居心地の良い人間関係が築ける
居場所があれば心の拠り所ができて、安心して自分らしく過ごせるようになるよ。
時には勇気を持って新しい場所に移ることも検討し、自分に合った環境を整えていくことが重要です。
MBTIで分かる!生きづらさから解放される5つの極意
ここまでMBTIの特性別の生きづらさと対処法を見てきました。
次に、生きづらさから解放されるための5つの極意をお話ししましょう。
自分を受け入れ、長所短所を理解する
まずは自分自身を素直に受け入れ、長所短所を認識することが不可欠です。
自分の性格的な特徴を理解し、それに合わせて生き方を選んでいくことで、生きづらさは払拭されていきます。
ストレス源を特定し、対処法を見つける
次に、自分がどのようなことからストレスを感じているのかを特定する必要があります。
ストレス源に対処できる方法を見つけ出せば、生きづらさを軽減できるはずです。
他者の長所を学び、自分に取り入れる
自分とは異なる長所を持つ他者から学ぶことも大切です。
他者の長所を上手く自分に取り入れることで、自分の可能性が広がり、生きづらさが解消へと向かいます。
自分に合った生き方を貫く勇気を持つ
世間体に流されずに、自分に合った生き方を貫く勇気が必要不可欠です。
人と違うことを恐れず、自分らしさを大切にすれば、生きづらさから解放されていくはずです。
適切な距離感を保ちながら人間関係を構築する
最後に、人間関係においては適切な距離感を保つことが重要になります。
苦手な人とは距離を取るのもいいでしょう
適切な距離感を保ち、自分も他者も尊重し合える関係性を築くことで、お互いに生きやすくなります。
【体験談あり】MBTIで自分に合った生き方を見つける3ステップ
MBTIの特性による生きづらさと、それを乗り越えるための対処法をお話ししてきました。
最後に、私自身の体験談を交えながら、MBTIで自分に合った生き方を見つけるための3ステップをご紹介します。
STEP1. 自分のMBTIを知り、長所短所を理解する
自分に合った生き方を見つける第一歩は、まず自分のMBTIタイプを知ることです。
私はINFJ(提唱者)タイプ
このように、自分の長所短所を正しく理解することが何より大切です。
MBTIの性格診断を受けて自分のタイプを知り、その特徴をしっかりと把握しましょう。
MBTI無料性格診断テストはSTEP2. 過去の体験から自分に合う生き方を探る
次に、これまでの人生の体験を振り返って、自分に合う生き方のヒントを見つけ出します。
私の場合、理想と現実のギャップに悩まされ続けてきました。
充実した社会生活を送れるようになったのは、思いやりの心を大切にしながらも、理想と現実のバランスを取れるようになったからです。
過去の失敗や成功体験から学び、自分に合った生き方の手がかりを見つけていくことが重要です。
STEP3. 試行錯誤を重ね、最適な生き方を実践する
様々な生き方を試しながら、自分に最適な方法を見極めていく必要があります。
私は就職して社会人になってから、仕事とプライベートの両立を図る試行錯誤を続けてきました。
完璧を求めすぎず、理想と現実を上手く行き来しながら、柔軟に自分の生き方を調整していくことが大切だと気づきました。
MBTIの長所短所を踏まえつつ、自分に最適な生き方を実践し続けることが、生きづらさを乗り越える秘訣です。
まとめ:MBTI生きづらさランキング|5つタイプの特徴と生きづらい理由とは?
MBTIの性格特性によって、人生を生きづらく感じる理由は人それぞれ異なります。
他人と上手く付き合えないMBTIタイプと、生きづらさの理由を説明してきました。
以下のMBTIタイプの人は対人関係で生きづらさを感じやすいと言えます。
- 対人関係を避けがちなINTJタイプ
- 独自の価値観が強すぎるINFPタイプ
- 空気が読めずにぶつかるISTPタイプ
- 相手の気持ちが理解しづらいISTJタイプ
- 自信過剰で他人を受け入れられないENTPタイプ
生きづらさを感じる5つの理由は、以下の通りでした。
- 内向的な性格で人付き合いが苦手だから
- 自分の価値観と社会とが噛み合わないから
- 感情の起伏が激しく自己コントロールが難しいから
- 几帳面すぎて柔軟性に欠けるから
- 自己主張が強すぎて人の気持ちを無視してしまうから
生きづらさを乗り越えるための対処法としては、自分の長所を活かす生き方を見つけたり、ストレス発散の方法を身につけたり、認知の歪みに気づいて冷静に物事を判断したりすることが大切でした。
コミュニケーション能力を高めたり、自分に合った居場所や環境を選んだりすることも重要です!
あなたには、どの方法が最適でしょうか。
自分を受け入れ、ストレス源を特定して、他者の長所を学び取り入れながら、自分に合った生き方を貫く勇気を持ち、適切な距離感で人間関係を構築することが鍵となるでしょう。
自分のMBTIを知り、長所短所を把握した上で、過去の体験から合った生き方を探り、試行錯誤を重ねながら最適な生き方を実践していきましょう。
生きづらさから逃げずに、自分自身と向き合い続けることが何より大切です。
ここまで読み進めてくれたあなたなら、きっと乗り越えられるはずです!
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