安い食材で簡単に作れて、プロ並みに美味しくて、体にも良い。
そんな調理方法があったら良いと思いませんか?
本記事では、筆者が4年以上行っている調理方法をお伝えいたします。
誰でも簡単にプロ並みの仕上がりができる調理方法です。
低温調理器で簡単にプロ並みの調理をする方法
このような方におすすめの記事です。
どのように作るかといいますと、「低温調理」です。
低温調理とは
「低温調理」って何ですかー?
「煮る」「焼く」「揚げる」よりも、低温で調理する方法です。
低温調理とは、低温(50℃~70℃程度)で調理する方法です。
食材の種類や厚さにより、温度や調理時間が異なります。
筆者が特に美味しいなと感じた、おすすめの食材は以下のとおりです。
けっこういつも使う食材だね
脂肪の少ない、安くて硬くなりがちなお肉が、特におすすめ。とてもジューシーに仕上がるよ。
低温調理のメリット
低温調理のメリットをお伝えいたします。
美味しい
まず、シンプルに美味しいです。
例えばお肉は、硬くならずジューシーに仕上がります。
美味しいお肉の状態について、ご紹介いたします。
美味しいお肉の状態
タンパク質に熱を加えると50℃辺りから変化を起こし、70℃を超える辺りには固く縮んでほとんどの肉汁を失ってしまいます。科学的に言えば、55℃〜58℃辺りがもっとも柔らかくなります。この温度帯を意図的に狙う事が「低温調理」なのです。
BONIQ公式サイトより
安い鶏むね肉も、ジューシーな仕上がりになるんだよね!
健康的・アンチエイジング
美味しいだけでなく、健康的で、アンチエイジングにもつながります。
肉や魚は、焼いたり揚げたりして100℃を超えるとAGEs(終末糖化産物)が劇的に増えます。
AGEsは体内に炎症を発生させたり、老化を促進させると言われています。
「低温調理」をすることで、炎症の発生や、老化の促進を回避することができるのです。
アンチエイジングにもなるなんて、ニックどんどん作ってね!
かんたんにできるから、エヌさんにも使い方を覚えてほしいんだけどな、、、
簡単
とても簡単に調理ができます。
「低温調理」の手順は以下の通りです。
調理の手順については、後ほど詳しくお伝えいたします。
美味しくて、健康的で、簡単って、いいところばかりだけど、悪いことはないの?
注意しないといけないことがあるので、お伝えいたします。
低温調理のデメリット
低温調理器が高い
安いものでも2万円くらいします。
これをどうみるかは、それぞれの価値観によると思います。
僕は4年以上使い倒していることもあり、コスパの良い買い物だったと感じています。
食中毒に注意
十分に加熱しないと殺菌ができず、食中毒のリスクがありますので注意が必要です。
厚生労働省によると殺菌効果の目安は「75度で1分」加熱です。
しかし、75℃だと、肉は固くなってしまいます。
低温調理の場合は、加熱時間を延ばすことで、同等の殺菌効果が得られるとされています。
例えば、東京都千代田区は、「63度で30分」との基準を公表しています。
「低温調理 加熱時間基準表」を載せておきます。
この基準を守ることで、安全に低温調理ができます。
温度や食材の厚さによって、加熱時間が異なります。
牛肉・ラム肉の加熱
豚肉・ジビエの加熱
鶏肉の加熱
魚の加熱
「低温調理 加熱時間基準表」を守ることで、食中毒を防げるんだね!
うん。低温調理器を使えば簡単にできるよ。
低温調理器とは
実際に作ってみたいんだけど、低温調理器って何ですか?
水温を一定に保ってくれる調理器具だよ
低温調理器とは、設定した温度に水温を保ってくれる調理器具のことです。
ANOVAやBONIQが有名です。
✔ ANOVA
✔ BONIQ
僕はANOVAを4年以上使用しています。
ここから先はANOVAについて、お伝えいたします。
低温調理器はどのように使うのか:ANOVAで低温調理
実際にANOVAをどのように使うのかを、お伝えいたします。
まずは、鶏むね肉を使った例です。
100g44円の鶏むね肉を購入してきました。
↓鶏むね肉と温泉卵を同時に作っているときの写真です。
電源と鍋を置く場所があれば、どこでも調理可能です。
僕は、洗面所で低温調理することが多いです。
その間にキッチンで、サラダやスープなど、別のものを作ったり
読書をしたり、息子と遊んだり、自由に時間をつかえます。
鶏むね肉は、68℃で90分
温泉卵は、64℃で45分が好みです。
温度と時間を変えて、どんな仕上がりになるか試すのも、楽しみの一つです。
出来あがった鶏むね肉です。
このときは筋トレをしていたので、2kgの鶏むね肉を一気に調理しました。
鶏むね肉といえば、パサパサのイメージですが、低温調理だとジューシーに仕上がります。
鶏むね肉は高タンパク低脂質で、疲労回復効果もあります。
ANOVA買ったら、まずは鶏むね肉がおすすめです。
驚くほどおいしいです。筋トレする人にもおすすめです。
一緒に作った温泉卵をご飯にかけて、食べています。(ユーマ2歳)
2歳のころから「おいしぃー!」と言って、食べてくれています。
おいしぃー!
こちらは先日調理したラム肉です。
軽く塩を振ります。
ジップロックに入れて、空気を抜きます。
60℃で90分
表面をフライパンで軽く焼いて、切ったらできあがり。
とっても柔らかくて、美味しかったです!
美味しかったので、Twitterにもアップしました。
この他にも、豚ヒレ肉、牛ステーキ肉、サーモン(刺身用)などが、簡単にプロ並みのクオリティで作れました。
ちょっと写真の色がいまいちですが、豚ヒレかな?豚ロースかな?
牛ステーキ肉。オーストラリア産の安いお肉です。サラダの上にのせても美味しかったです。
ANOVAを4年以上使ってますが、脂身の少ない安いお肉の方が向いていると感じます。
まとめ:低温調理器を使えば、料理初心者でも簡単にプロ並みの調理ができる
いかがでしたでしょうか。
低温調理器を使えば、誰でも簡単に、プロ並みの調理ができます。
安いお肉が美味しく調理でき、しかも体の炎症や老化の促進を回避することにもなりますので、いいことばかりだな、と思います。
最後にこの記事のまとめをします。
いつも、美味しい料理をありがとう!
みんなに喜んでもらえるから、僕も嬉しいよ!簡単にできるしね。
↓低温調理器のリンクを貼っておきます。
コメント